〖アコースティックギターの管理について〗(私的考察も含みます^^)

アコースティックギターのメンテナンス・管理法って??

いつもギターを弾いていて
ちょっと疑問に思うこと・・・・

大切な愛器だからこそ
長く、良い状態、良い音で
付き合っていきたいですよね。

今日は(私的分析も含む・・・ですけど)
アコースティックギターの普段の管理方法について
書かせていただきたいと思います。

基本的にはエレキギターも重複する箇所が多い
ですから参考にしていただければ・・・

などと思います。

では・・・早速。

・ギターは「木材」で出来ています。

 

えっ?当たり前!

・・・そう思われる方も多いと思います。

木材であるということは「急激な温度変化・湿度変化」を嫌う
ということでもあります。

また「高温・多湿・乾燥」にも、影響を受けやすいです。
(特に薄い塗装を採用したモデルに関してはシビアです。シンラッカーなど)



下記のようなシチュエーションに注意してください。



☆冬に寒い部屋から、暖かい暖房の効いた部屋に
ギターを持ってきて、いきなりケースから出さない。
(こういう場合はしばらくケースに入れたままにして馴染ませてから開けましょう)

☆夏、できれば湿度が高い時には除湿をかけてからケースから出しましょう。
(直す時も湿気が高い空気がケース内に籠もらないほうがベストです)

時々、ケースも蓋を開けて陰干しして
空気を通してあげるのもオススメです。

・ギターの塗装って???

最近のギターは様々な方法で塗装されています。
思いつく限りでも「ラッカー」「ポリウレタン」「ポリエステル」「UV塗装」
古くは「ニス」「セラック」などなど・・・
でも、おそらく自分のギターってどんな塗装がされてるか・・・?
なんて、なかなかわからないですよね。
その場合はこの2点に気をつけてください。

☆ビニール製品を長時間、塗装面に密着させない

これはストラップ、ギタースタンド等が危ないパターンです。
塗装がラッカー系のやわらかいものの可能性がある場合は
「革製」のストラップにしましょう。
(スタンドには包帯を巻きましょう。)
ソフトケース(ギグバック)も最近、塗装が変質してしまう原因のひとつに
なっています。ラッカー対応の物が安心ですね。

☆ポリッシュ、汚れた時にキレイに磨きたい・・・

まずお持ちのギターが「ツヤアリ」か「ツヤケシ」か・・・・
「ツヤアリ」の場合は楽器店でポリッシュ
(ラッカー対応、化学物質、アルコールを含まないもの)と
クロス(研磨剤の入っていないもの)を買いましょう。
基本的には、光沢のある部分はポリッシュとクロスで磨いても大丈夫。
指板、ブリッジ、ナット、ペグ等はつけて磨いてはいけませんよ。
(脂分を吸い込んでしまいます。)

注>オールドやビンテージのギター、その他繊細な塗装のギターは
様々な状況が考えられるため、よくわからなければ
リペアマンに相談するようにしましょう。

「ツヤケシ」の塗装の場合はポリッシュはつけてはいけません。
クロスで空拭きするようにしましょう。
もし空拭きで取れない汚れがついてしまった場合は、クロスを
水で濡らして固く絞って「空ぶき」するようにしましょう。

いつも糸巻き(ペグ)を磨く癖をつけておくと
ずっとメッキが綺麗です。サボると・・・曇っちゃうぞ~~。

・弾いた後、弦は緩めるほうがイイ??

よく皆さんからいただく質問ですね。
そのギターの状態をみてから判断するのがベストなのですが
結論から言うと、2巻きくらい緩めてください。
そのほうがギターにとって優しいです。

ただ、緩めると「弦は切れやすく」なります。
ココは宿命だと思ってください。
ロック式のペグの場合は、さらに切れます・・・・

(チューニングして、その日に弾く場合は
あえて緩める必要はありません。
次の日まで弾かない状況なら、緩めてあげてください。

短期間に、巻いたり緩めたりを
繰り返すのも楽器に負担をかけますので
神経質になりすぎるのもNGです。)

☆弦が切れるとビックリする!イヤ!

そういう場合には・・・半音下げでチューニングしておいて
いざ、弾くときに1カポにして弾くという荒技もあります。
緩めなくていいので・・・弦は切れにくいです。
(12弦ギターにオススメの方法です。)

修理をお受けする者の立場から言いますと・・・・
「ネックが反る」のも怖いんですが、もっと怖いのは
ボディの変形(サウンドホールとブリッジの間の落ち込み)なんです。
(弦のテンションは約70キロくらいありますから・・・)
ネックは最悪、指板を削ってフレットを打ち替えると治せますが
ボディの変形は致命傷です。

だから・・・弦は緩めてください。よろしくおねがいいたします。

 

・ギターをハードケースに入れたまま立てて放置しないで・・・(↓コレ、絶対ダメなやつです)

これは危険です。

本当に危険です!

そのまま倒れると・・・・
かなりの確率で・・・ネックが折れます。

(電車の切符を買うときに
ついついやってしまうんですよね・・・)

必ずケースに入れたときは
「寝かして」置くように
心がけましょう。

・フィンガーイーズ(指板潤滑剤)を、ギターに直接かけないで・・・

フィンガーイーズに代表される弦の滑りをよくするスプレーを
愛用されている方も多いと思います。

そのスプレーを直接、ギターに
スプレーされる方がいらっしゃいます。

指板は塗装されていない箇所なので、
潤滑剤を指板が吸い込んで
製品によっては、木部が
「グズグズ」のもろい状態になってしまう場合があります・・・

指板潤滑剤を使うかたは、一度クロスに吹いて
それを弦だけに塗りこむようにしてくださいね。

メンテナンスグッズの紹介

長くなってしまいましたが・・・・
(今まで読んでくれた方、ありがとうございました)

アコースティックギターの管理方法について・・・でした。

せっかく巡り合った
大切な楽器ですから、出来るだけ
愛情をかけて、良い音で
鳴らしてあげたいですもんね。

もし楽器の管理のことで
普段、よくわからないことがあれば
神田商会オンラインストアにご質問くださいね。

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